2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧
Fujii Kaze remix - Golden Hour 今朝は久々に散歩をした。甘い小雨が降り注ぎ、土からは懐かしい匂いが。一匹のカエルが寂しく鳴いている。ちょうどカタツムリが道路の真ん中を横切ろうとしていたので道を譲る。数匹の猫がちらほら歩いている。濡れたツツジ…
【御殿場】仏舎利塔♪乙女の鐘♪オリーブ食堂行ってみよ さっき見た夢の話ー。 4名のサフラン色の袈裟を着た沙門が、白亜の祈りの塔の前に並び立っていた。 「太陽の恵み」という名の沙門の曰く、 「この世が浄土です。この世の他に浄土はございません」 「太…
今週のお題「名作」 「休みの日 何してるの」と 聞かれたら 「足りない記憶 探しています」 奥田民生 イージュー★ライダー youtu.be T.M.Revolution HOT LIMIT youtu.be ブラックビスケッツ タイミング 〜Timing〜(カバー) youtu.be L'Arc~en~Ciel HONEY…
清澄山 旭が森に 日は澍(そそ)ぐ 若き獅子吼に 菩薩微笑む ひとりの聖者が清澄山にて織りなす物語ー。 12歳を過ぎたころ、ひとりの少年が清澄山のアーカーシャ・ガルバに「日本でいちばんの智者にならせてください」と願い堂に籠る。血を吐くほどの苦行を…
紅白の ツツジの花は 上首にて 大小の花の 命献げる ツツジを筆頭に、今の時季の花々が芳香を振りまき、可憐に咲き誇る様子は、まるで野生の祭壇のようで。神に恋慕と共に生涯を献げた聖者たちの面影に重なって見えてくる。 本日の一曲は、 Hysteric Blueで …
くちびるに 触れるあたりを つと触れて 盃ふたつ 買う陶器市 toron* くちびるに触れるあたりをつと触れて盃ふたつ買う陶器市 – toron* | 新鋭短歌シリーズ https://twitter.com/toron0503 陶器にまつわる一首。私には好きな陶芸家が2人いる。一人は星合信令…
一切を 漏れなく包む 光明点 摂取不捨なる 慈悲の筆法 今度の日曜は4月28日。聖祖(賢治がいたサンガではこのように呼ばれていた)が七字を高らかに唱え、妙法蓮華最第一の法門を世に示した記念日に当たる。 南無妙法蓮華経の七字は、末広がりを意識したような…
Taylor Swift - Enchanted “叶わない恋をしているあなたへ” Taylor Swift - Karma 師や友や 最愛の人 胸中(むねなか)に ありて咲き出る 時が満ちれば 弟子の用意が整うと、グルが現れる。受信機がうまく調整されると、音楽が入ってくる。こちらから来てくだ…
浅草寺朝座 観音を 深く頼めよ 朝夕に 法華の当体 親しみ近づく
夢醒めて 現(うつつ)を見れば そこもまた 夢心地だから 目を開けていいよ 怖くないよ。そんな虚しい夢にこれ以上多くを費やさなくてもいい。善知識はそこ以外にもいるのだから。もう潮時だよ。目を開けるタイミングは今。そこにはもう喜びは湧き出さないのだ…
絶望の 底で憧れ いや増すは 空腹に食べる 粗飯のごとし ランチも摂らずにひたすら働いた後の夕餉は、たとえ簡素な食事であっても、いつもより一層美味しく感じられる。また、札所巡りの途中にお接待でいただいた小さなおにぎりが口から痺れるような多幸感を…
Rickie-G MIROKU 松の世も 弥勒下生の 龍華樹も すべて先取り 妙法の時輪 弥勒菩薩がその木の下で悟りを開くというタマヌ~テリハボクの木。そういえば、ジョンと海岸を長く歩くとき、ひとやすみするのはいつもテリハボクの木陰でした。涼しくて、心地よいの…
加納有沙 ネコといっしょに〜星めぐりの歌〜 今週火曜はサン・ジョルディの日。日本ではまだまだマイナーだけれども、スペインを中心に世界中で、親しい人同士で本と薔薇を贈り合う文学的な祝祭。 4月23日はサン・ジョルディが殉教したと伝わる日。恋人同士…
この世をば 浄土とぞ思う 遡り 穢土と見違えし 記憶浄めん MIKA - Lollipop 銀河を旅して巡るといえども、最後にはここへと還ってくる。瞑想の中で、ここを穢土だと思い込んでいた過去の自分に、とっておきの飴玉をあげる。ほら、ここはこの飴玉よりも、うん…
中島 怜 - GA-TAN GO-TON (終末トレインop) Machico - Growing Up 大豊作 今期の二次元 連続劇 働き詰めの 日々に潤いを! この素晴らしい世界に祝福を!3 このシリーズはほんとうに期待を裏切らない。今期が3期目だが安定の面白さ。いや、パワーアップして…
30分弱のコンサート Fujii Kaze: Tiny Desk Concerts JAPAN Norah Jones, Anoushka Shankar - Traces Of You (Live) ******* 等覚一転名字妙覚。 全分に住し、部分を行ずる。森を眺め見て、その中の一本の樹を演ずる。 自分の本質は世尊(バガヴァット…
MONOEYES - リザードマン(cover) 名も知らぬ かわいい花に 蝶の舞う 空と水辺の 青に交わる 春になると、万物が蠢き、動き出す。狂ったような歓喜と共に。冬は必ず春になる。春は、普段は鳴りを潜めている若さが人生でもう一度主役の座を取り戻せるタイミン…
しきり散る 櫻吹雪ぞ 大いなる 去苦楽之命(さくらのみこと) 逝きましにけり 昔、品田俊平という人がいた。郷里の新潟で呉服類の商売を営んだのち、精神的な世界に覚醒し、静岡に「大和同園」という施設を建立。ここで家を追い出された精神疾患を抱えた人々…
めくるめく 未来予想図 描けない されど愛しい 「推し」持つ仕合わせ 眼中に いないかもしれない それでいい 吾が眼中に あなたがいるなら 庭園で 憧れの華 訪ねゆく 夢中に旅す スダナの如く 善知識よ 日々衰える 目を助く 先を見通す 眼を授けたまえ Activ…
いろいろと 不自由多き 身なれども 人身受け難し いますでに受く こころの時代 行善寺 佛子園の特集動画 賢治手帖や常不軽菩薩の話も出てくる
youtu.be なつかしき 地球はいづこ いまははや ふせど仰げど ありかもわかず 宮沢賢治 なつかしき地球は、生まれ落ちた時に忘れ去られた。されど、人が自らの使命に立ち帰る時、なつかしき地球はおのずと見えてくるもの。今宵は星が冴えている。宿王華が、嗚…
しなやかな めまいがあって 手をついた 場所から果樹が 広がってゆく 早月くら 懐かしい一首。なぜ懐かしいのか?それはきっと、まだ幼い頃、この短歌の描写のような幻影を私が何度も見ていたからなのかもしれない。ゆっくりと伸びゆく白チョーク風の果樹も…
youtu.be わが恋を 人知るらめや しきたへの 枕のみこそ 知らば知るらめ 私の恋する気持ちをあの方は知っているでしょうか。いえいえ、知らないでしょう。私の枕だけが、知っているとしたら知っているでしょうね。 「敷き妙」とは、寝床に敷いて寝る布のこと…
youtu.be 巡り合い 交わるも須臾 通り過ぎ またどこかでと 見送って久し 明け方の夢に、京都は大原、寂光院の持地菩薩と五色の糸が出てきた。以前に見たアニメ「平家物語」で感涙のラストを飾る。にぎやかに集った平家一門もうたかたの龍宮城。 流れる水は腐…
ELLEGARDEN Starfish そらにみつ 思ひの煙 雲ならは なかむる人の 目にそ見えまし 少将更衣 空を満たすほどの狼煙のように君を想うこの気持ちが、どうか天まで昇り、大きな雲の形をとってくれたなら、君の目にもきっと見えただろうに。 こんな星の夜は 全て…
紅塵の 中にも善の 知識あり 学び終わりて 敬いて辞す 旅を続けるには、今ある楽しみを去らねばならない。大丈夫。どこに向かおうとも、その身が、その場が楽土となるのだから。 昨晩、夢を見た。妙齢の美しい女性が「あめちゃん****(聞き取れない言葉)…
youtu.be 相性が 良い悪いとか 置いといて とりあえず向かう 向かってみよう 昔、お坊さんに言われた言葉。「向いてる、向いてないを論じるのは3年経ってからにしなさい。とりあえず向かいなさい」と。普門品(観音経)にも出だしの箇所に「合掌向佛」とある。…
人ひとり忘れられずにいる夕べ この先いくつ陽が沈んでも 岡しのぶ 青春がみそひと文字に注ぎ込まれている。当事者たちがもうすっかり忘れた頃に、通りすがりの私のような者が読んで甘酸っぱい気分になる。まるで親戚の誰かが埋めたタイムカプセルを代わりに…
アナロナビ クナビ踏まるゝ 天の邪鬼 四方につゝどり 鳴きどよむなり 宮沢賢治 この詩の舞台は、6行目に「毘沙門像」とあるように、花巻市の中心部から10kmほど東の北上山地の山あいにある「成島毘沙門堂」で、ここにある高さ4.7mという日本最大の兜跋毘沙門…
万代を 松の尾やまの かげしげみ 君をぞいのる ときはかきはに 松尾の山に茂る松の濃い緑が大昔からずっと変わらないように、ご安泰がいついつまでも続きますように。 京都に玉林院という寺院がある。施療に尽力した名医を供養するために建立された。このお…