今週火曜はサン・ジョルディの日。日本ではまだまだマイナーだけれども、スペインを中心に世界中で、親しい人同士で本と薔薇を贈り合う文学的な祝祭。
4月23日はサン・ジョルディが殉教したと伝わる日。恋人同士や親しい人たち、家族の間で、1本の薔薇と1冊の本を贈りあってこの日を祝っています。赤いバラを贈る習慣は、サン・ジョルディ伝説のなかで、王様の娘が生け贄になる順番がまわってきた日、サン・ジョルディがドラゴンと激しく戦い勝利した時、ドラゴンの血から真っ赤なバラが咲き乱れ、その中で最も美しいバラを永遠の愛のシンボルとしてお姫様に贈ったことから、愛の証としてバラが贈られることになりました。
親愛なるひとに本とバラを贈ろう。サン・ジョルディの日 4/23
何日か早いけれど、サン・ジョルディの日に寄せて、私から読者の皆様に贈りたいのは、私の最推しである宮沢賢治の作品。青空文庫では現在、278もの作品が無料で公開されている。
私が最初に読んだ賢治作品(小説)は『雁の童子』。
私の最推しは『マグノリアの木』。
ぜひこの機会に賢治の幻想的な世界に触れてみてはいかがだろうか。
おまけ
センチメンタルサーカス
可愛くて切なくて涙腺沼。