巡り合い 交わるも須臾 通り過ぎ またどこかでと 見送って久し
明け方の夢に、京都は大原、寂光院の持地菩薩と五色の糸が出てきた。以前に見たアニメ「平家物語」で感涙のラストを飾る。にぎやかに集った平家一門もうたかたの龍宮城。
流れる水は腐らず。無常の理がもたらすものは悪いことばかりでもない。またどこかでと互いの道がいつか再びみたび交わることを夢見るのも人生の愉しみ。
語りは終わり、物語は締めくくりに入る。 六万体地蔵菩薩から掛け渡された五色の糸を握るのは徳子。先程も述べましたが、五色の糸には掛け渡された者が浄土へ導かれるという仏教的な意味があります。握る手の上にはアゲハ蝶。アゲハ蝶は平家の家紋である上に、仏教的に輪廻転生という意味が込められています。
第3代の建礼門院(平清盛息女、高倉天皇中宮、安徳天皇母)は、文治元年(1185)年9月に入寺し真如覚比丘尼と称した。源平の合戦に敗れた後、寂光院に侍女たちとともに閑居し壇ノ浦で滅亡した平家一門と、我が子安徳天皇の菩提を弔いながら、終生を過ごした。
今朝の一曲は、Wiz KhalifaでSee You Again ft. Charlie Puth。