7オンスの庭

文化あふるる言の葉の庭

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Earth Ship Mima

また今度生まれてきた時この地球 どうなってるのか今から心配 地球は只今、「温暖化」を通り越して「沸騰化」している模様。たとえば転生がもしあるなら、次にこの地球に生まれた時、果たして居住可能な環境をキープしてくれているのだろうかと心配になって…

中天の太陽

家族待つ車の中でふと仰ぐ中天の陽の苛烈な輝き 家族の買い物を待っている間、昼の太陽に照らされながら、随分と前に読んだ記事の一節を思い出していた。 インドでは沈む夕日に手を合わせます。私は、人々からどれほど嫌われようとも決して屈せぬ思いで闘っ…

紅乙女

夕映えにひぐらしの声瞑り聞く カルパスと胡麻焼酎呑みつつ 胡麻焼酎、初めて呑みましたが、中々快い。 折角の土曜休みだもの。日が高い内から呑兵衛になるのもまた一興。

できる

すぐできる 上手にできる あとはただ どう取り組もうか 考えるだけ 明日も「できる」と信じて頑張ろう。

花盛り

蓮の花 百日紅の花 梅雨も明け 花花盛り 文月の暮れ 7月も終わりだなあ。 ブックマーク 今宵は王仁三郎の短歌の特集記事をば。

宙遥々

思い出す どうして自分が この世界 生まれてきたか 宙(そら)遥々(はるばる)と 以下 いつものブックマーク 一時期読んでた拳骨和尚のブログ。久々に訪れて、なんとなくほっこりしたので。

夜籠り

善き人は 遠い憧れ 蜃気楼 手を伸ばしても 掴むは幻 昨晩は 海まで抜ける 山道を 彷徨っていた あてもないのに 道中で 日中の疲れ 一気に出て 海まで行かず 途中で帰る

柚子

柚子氷菓 君の唇 見つめてた あの頃の夏 もう戻らない

八月のフルート奏者

八月のフルート奏者 いい言葉だ 実にいい言葉だ 何もかもが 溶け始めている 苛烈な暑さの中を 涼しい顔で通り過ぎていく 八月のフルート奏者 束の間の上質な涼があたりを漂う そのことに恩を売るでもなく 爽やかに通り過ぎていく 風のように そういう者に 私…

言の葉の庭

「言の葉の庭」、面白かった。ヒロインが魅力的で、「僕らはみんな河合荘」の律を彷彿とさせた。律が成長して大人になったら、もしかしたら、こんな繊細で優しい大人になるのかもしれないなあ。 ヒロインと主人公の和歌の問答が、作品の主旋律を担っているの…

平家物語

"四つの緒に 思う心を 調べつつ ひきありけども しる人もなし" 「平兼盛集」 heike-anime.asmik-ace.co.jp 「平家物語」は無常みがとても強く、お盆の時期に最適のアニメだと思う。 DVDでも各種配信でも鑑賞可能。おすすめです。ぜひ。 和歌一覧を参照しつつ…

鷲羽山の思い出

かつて旅したあの土地をもう一度 訪れたいと思うこの頃 かつて私は鷲羽山に登り、瀬戸内を眺め見て感動を覚えた。このことは先日の記事でも終わりのほうでほんの少し触れた。 本日はその続きを綴ろうと思う。 オレンジ色に光っている海と島々を見て、私は旅…

ゼブラ

何気なく思い出すのは好きな子の隣で読んだ物語のこと 国語の授業で、好きな子を横目に音読した「ゼブラ」のことをふいに思い出した一首。挿絵が独特でお洒落だったのでよく覚えている。 画像は拾い画。 いつのまに手元を離れどこかへと旅立ったのかあの日の…

小倉山荘

お中元 送られて嬉し さらにまた 贈って嬉し 夏の愉しみ 夏のお中元。 小倉山荘。嬉しいです。ありがとうございます。 人のよろこび かなしみ まさに我が心とし 先人につたえし 一期一会のこころ 百人一首の中に 花ひらく ogurasansou.jp.net www.shiho-tax.…

法華妻

夕空より水落ちきれずに法華妻 安井 浩司 法華妻。 何とも不思議な言葉だ。法華護持の人の妻なのか、それとも、この妻自身が法華の行者なのか。いろんな味わい方ができると思う。 私は雨上がりの空をイメージする。洗い立ての空に、今日の終わりを名残惜しそ…

ねむらない歌

世を去りて 残った歌が 雄弁に かの人の世界 なお広げつつ 亡くなった後にその人の歌を知る。そういう出会いが増えるごとに、亡くなった人はもちろん帰っては来ないけれど、歌の世界の中では、その人は永遠に存在し、出会い、歌い続けている。 私にとってそ…

車待つ

車待つことにも気づかず談笑し横断するを妬ましく見る 車が待っていることなど気にもかけずに、若いカップルが談笑に没頭して、ゆっくりと横断歩道を渡っていくのを眺めている(否、見たくもないのに、半強制的に眺めさせられている笑)。 ああ、自分も若い頃…

あめあられ

あめあられ、雪やこほりを、其のままに、水としるこそ、とくるなりけれ。 一休 雨もあられも雪も氷も、ひとつの水が旅に出て、形を変えているに過ぎない。やがて溶け出て、同じ水へと帰ってゆく。 人もまた同じ。皆、見た目も性格も様々なれど、命の流れに従…

睦言

叩かれて また叩かれて いつの日か 勝ち取ってやる あなたとの日々 自業自得の苦難の深い森を抜けたいと思う。そして、どこかにあるという赤い糸で結ばれたあなたと、まだ見ぬあなたと睦み合う日々を迎えたいと願う。この夜を超えて、ほら、明日にでも、そん…

むぎ笛

麦笛を吹いた思い出無いけれど なぜか懐かし不思議な音色 ※ブックマーク ameblo.jp

献げるということ 1

徒労とか 無駄骨折りとか 言うけれど 表彰されない 美しさもある 古代インドでは、作家や絵を描く人など創作に携る人は、自分の名前をふせて仕事をする心構えが大切だと考えていました。その人たちの創作活動は、すべて大目的を達成するために身を拡げること…

ことばとたたかう

ことばと格闘する ことばと取っ組み合う ことばと喧嘩する ことばと共に 大きくなる ことばを抱きしめる ※以下 音楽のブックマーク フォローさせてもらっているブログから。 いい曲ですね。今日あった嫌なことも忘れてしまうくらい聞き惚れてしまいました。…

舞い上がれ!備忘録

朝ドラ「舞い上がれ!」はストーリーと共に短歌の存在があった。 劇中に登場した「貴司が詠んだ短歌」は、歌人の肩書をも持つ脚本家・桑原亮子氏の創作によるもので、ドラマ本編を「本文」とするならば、貴司の短歌はさながら「見出し」の役割を果たしていた…

たちあおい

短歌って何かに似てるとおもったら 言葉が伸びて立葵かな ※以下 ブックマーク 葵といえば源氏物語。

洗脳は

洗脳はされるのよどの洗脳をされたかなのよ砂利を踏む音 平岡直子 そうきたかー。一本取られた。そんな一首。言葉の威力。インパクト大。 紹介されている短歌もユニークだが、このブログ自体も面白い。幅広い世代の短歌が取り上げられていて、読んでいて飽き…

アイドルの

アイドルの/スイッチ入る/空色の/愛の魔法に/袖を通せば 宮田愛萌

パトモス島

社会から 追放されて パトモス島 黙示録をば 幻で視て ドデカニソス諸島旅行記 その2~パトモス島 - 羽生雅の雑多話 パトモス島は憧れの島だ。昼ご飯をかき込みながら聞くラジオでロバートハリス氏が何度か紹介していた。聖書の最終巻『黙示録』が啓示された…

いのちのうたげ

青柳梅との花を折り挿頭(かざ)し飲みての後は散りぬともよし 沙弥満誓 ちはやふる聖なる宴の中心(まなか)には神おわします悦の御園(みその)に ある日の白昼夢 高貴な雰囲気と 薄手の美しいお召し物を まとった人物を 花で頭髪を飾った 奏で人たちが円陣で囲…

月の花

月の花 白肌黒衣(しろはだこくい) 雲集め 甘露注いで 次の大地へ 色白のお坊さんって、黒いお衣(ころも)が映えるんよなぁ、いいよなぁ、と見惚れた一首でした。 ※以下 いつものブックマークコーナー。 靴二足潰れるころに一生を捧げる所存の会社が決まる い…

語るべき

「語るべきことを語らせてください」 事に臨みて 常に念じる ある山寺の娘さんが、師僧である父親から大勢の前で法話をするようにと言われた。大勢の前で話した経験のない彼女だったが、不安を祓うように懸命に瀧行を積んでから臨んだ。すると、聴衆の心を掴…