2024-04-09 もし君と結ばれなければ 人ひとり忘れられずにいる夕べ この先いくつ陽が沈んでも 岡しのぶ 青春がみそひと文字に注ぎ込まれている。当事者たちがもうすっかり忘れた頃に、通りすがりの私のような者が読んで甘酸っぱい気分になる。まるで親戚の誰かが埋めたタイムカプセルを代わりに開いているようで、いとエモし。