7オンスの庭

文化あふるる言の葉の庭

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

上位互換

上位互換 いくらでも居る このポジション だけど今ここ 居るのは私 私よりうまくやれる人なら、少し探せば、世の中にいくらでもいる。私は下の下、底下だと自覚している。同時に自覚していることがある。それは、「ちょうど今ここにいて、間に合っている」と…

素晴らしい世界

この世には 地獄もあれば 修羅場もある それでもここは 素晴らしい世界 地獄のような目を覆いたくなる凄惨な事件や、阿修羅の権化のような互いに正義を名乗り合う戦争が起こっている。この世界は、地獄も修羅場も内包する苦しみの世界。しかし、この世界を離…

賢治のアートワークの世界

ひかりわななくあけぞらに 清麗サフィアのさまなして きみにたぐへるかのほしの いま融け行くぞかなしけれ 宮沢賢治「敗れし少年の歌へる」より 上記の詩に付随した賢治の落書きらしい。「文学少女」という賢治の文学を題材にした映像作品で登場する。 賢治…

であいもん

甘味食べ 時の移ろい 感じ取る 雅な文化 大切にしたい youtu.be youtu.be

予告なく

予告なくおそひ来し虚無書架のかげゆきもどりしつつひと日苦しむ 木俣修『愛染無限』 せわしなく平日を過ごし、土曜も炊事洗濯にせわしなく、日曜ゆっくりしてみれば、ふと残暑の中から手を延ばす虚無感に追いかけ回されて、ついぞ落ち着く暇がない。「狐に…

すべての人のための子守唄

何歳に なっても恋しい 子守唄 眠れぬ夜の 傍らの友

シックスパック

2分間 体で遊ぶ これは効く いつかはきっと シックスパック 1:30-4:15 おまけ

リョーリフ 

美しき リョーリフの絵に 浸りつつ 神秘の道の 行く末を辿る hibayama200899.blog.fc2.com seitenshukyo.hatenablog.com kotsulis.hatenablog.com kiokumori.blogspot.com atky.cocolog-nifty.com 人間は『批判する者』と『創造する者』とに分けられる - リ…

中天 / ジョジョ黄金の風

黄金の 太陽のような 身でありたい 中天の日を 仰ぎ憧れる 残暑が厳しい。しかし、夏の太陽は気持ちいい。太陽は地上の万物を鍛え養う。中天の日は、幾つになってもカッコよくて、憧れの対象であり続けている。 黄金の・・・と言えば、昨日から見始めた「ジ…

伊予夢想

口内炎 体の疲労 友にして 動きつつ夢想 旅の続きを 行の世界ではよく、「動中静」ということが説かれる。多忙の中に安楽がある。日常の喧騒を離れて浄土が存在するわけではない。いま居るここが浄土なのだ、と。 しかし、この未熟な身が多忙の中で思うこと…

お題の御礼 /  盆に見たアニメ

いつの日か歌集を飾るその日まで漫画であふれる私の本棚 ずいぶん放置していましたが、お題に回答してくださったお三方、ありがとうございました。 カシュー(歌集)ナッツは全く予想していなかった方向からの回答で面白かった。 またいつかお題を立てたい。 ☆…

エンパワメント

湧き上がれ 内なる泉 龍のように 数多のオアシス の魁になれ 自分の中に枯れることのない泉を持っているイメージで一首。歌を詠んだ時、エンパワメントという言葉が念頭にあった。 エンパワメントという言葉が好きだ。エンパワメントには、人が本来持ってい…

生まれ合わせ

祖父として また祖母として 遊戯をする 次は我が子か 親しき友か 今生では私の祖父になってくれて、また祖母になってくれて、ありがとうございました。次は、親子なのか、あるいは友だちなのか、まだわからないけれど、またご縁があれば逢いましょう。それま…

ご馳走

手間をかけ 時間をかけて 汗をかき ようやく供える ご馳走の品 今日はお盆の入りなので、ご供養についての一首を。テーマは先日読んで感銘を受けた下掲のブログから。 初めての供養の日には街の一角に祭壇を設け、御本尊を中心に施餓鬼幡・水向け・供養の品…

浜までは

浜までは海女の蓑着る時雨かな 滝瓢水 海に入れば濡れることは分かっているのに、海女さんは浜に出るまでは蓑を着る。 生まれれば死ぬことは分かっている。例外なく、いつか必ず死ぬ。それでも今日を、丁寧に生きていたいと思う。命は脆くも美しい最高級の財…

楽曲が素敵な映像作品6選

盆休み 台風来るし 疲労感 よし!この夏は アニメ三昧 日々暑い。もうお盆だ。でも、台風も来ている。こうなると旅行しようとか外に出ようとか、平日に頭の中で色々練っていたプランも引っ込んでしまう。ということで、今年の夏はアニメ三昧を決め込もうと思…

黙想

黙想を久方ぶりにやってみる意識澄みゆく青春のごとく 暑さのせいもあってか最近調子が悪い。体も心も倦怠感を帯びている。何か打開策はないかということで、学生時代に授業の前にやらされていた「黙想」を思い出した。一分間目を瞑り、感情や情報で乱れこじ…

侠飯〜おとこめし〜

「いただきます」「ごちそうさま」は忘れずに どんな具材も調理次第 侠飯というドラマを見た。面白くて一気見してしまった。冴えない就活生✖️ハードボイルドのコメディ。食事を通して人間的に成長していくストーリー。忘れかけていた食事に関する美しい所作…

神の護り

ちはやふる 神のまもりによりてこそ わが葦原のくにはやすけれ (明治天皇御製) けがれなき 人の心ぞ 神まもる 洗い浄めよ おのが心を (大元上人御詠) 神の護りに関する2首がたまたま同じタイミングで目に入ったので。何か大きな者の導きを感じる。

宿世の願い

馬鹿にされ 泥を塗られて なおもまだ 行き続けるのが 宿世の願い 賢治の雨ニモマケズからインスパイアされて一首。 賢治 イーハトーブ短歌 youtu.be

手慰み

洗い物 狭いキッチン 手慰み 若い頃は怠くて苦手だった炊事や洗い物が、いまでは日々の憂いから私を一時的に引き離してくれる、かけがえのない時間になっている。