[こころの時代] 日蓮宗 行の世界 | 南無妙法蓮華経と瞑想の関係とは | 仏教学者・蓑輪顕量×元陸上選手・為末大 | 瞑想でたどる仏教 | NHK
じめじめと 湿った沼から 身を延ばし からっと開く 蓮の花かな
祖師曰く、いかなる世の乱れにも各々をば法華経・十羅刹助け給えと、湿れる木より火を出だし、乾ける土より水を儲けんがごとく、強盛に申すなりと。人が寄りつかない じめじめとした沼から身を延ばし日を戴いて爽やかに花開く蓮は正しくロールモデル。
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この間、テレビで紹介されていた覚林坊。 海外からの訪問者にも人気らしい。いつか行ってみたい。
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作務衣をまとい自らユンボを操り境内を整備する唐津の管長の話。
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烏龍は生前「仏法をかたきとし」たために、死んで無間地獄に落ちて苦しんでいましたが、ふとそこに金色の仏一体が出現して、大水を大火に投げ入れたように苦しみが和らぎました。烏龍は合掌して、何という仏様かと尋ねたところ、「我は是汝が子息遺龍が只今書くところの法華経の題目六十四字の内の妙の一字也」と答え、さらに「八巻の題目は八八六十四の満月と成り給へば無間地獄の大闇即大明となり」、そこは常寂光の都となるとともに、烏龍や他の罪人はみんな蓮の上の仏となったというのです。
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曼荼羅は題目「南無妙法蓮華経」を中央に、諸仏諸菩薩など一切の神仏を祭祀している。これは虚空で開かれた法会(ほうえ)の文字描写であり、秘沈のボーディサットヴァの暗示である。
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シヴァになって初めてシヴァを礼拝できる。太陽になって初めて太陽を礼拝できる。
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超八醍醐の法華経も 一代殊勝の会座は皆 獅子に座したる法王子 文殊師利こそ上首なり されど質直柔和にて 本門下種の若い旗手 地湧の菩薩に座を譲る これぞ大乗妙蓮衆 真実不虚の誠なり