7オンスの庭

文化あふるる言の葉の庭

紅塵

 

 

 

 

紅塵の 中にも善の 知識あり 学び終わりて 敬いて辞す

 

 

 

旅を続けるには、今ある楽しみを去らねばならない。大丈夫。どこに向かおうとも、その身が、その場が楽土となるのだから。

 

昨晩、夢を見た。妙齢の美しい女性が「あめちゃん****(聞き取れない言葉)」と言いながら、時々実際にフラッシュバックする痛い記憶の傷跡の一つ一つに飴玉を差し込んでいく。すると、飴玉が溶けてきたのか徐々に痛みは甘いエクスタシーに変わり、気持ちが良くなる。

 

今日見た白昼夢では、燃え盛る炎の筵(むしろ)に涼しい顔で座っている自分のヴィジョンが見えた。

 

ほかにも不思議なことが多くあった。これらのことは、この身で、今いるこの場で、この世の浄土を見ることができるという教示だと思う。