7オンスの庭

文化あふるる言の葉の庭

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

アーカーシャ・ガルバ 3

青空を突き抜けた先にあるという智恵の宝庫に吾も入らん インド神話でトリックスター的な活躍を魅せるナーラダ聖仙は、宇宙のどこかにある実態のない智恵の蔵にアクセスして、超人的なストーリーテリングを展開。 「ナマギーリ女神が舌に数式を書いてくれる…

Welcome Back to the Earth

" OKAERI ! " Ultimate Shoegaze / Dream pop Compilation 01. Seasurfer - Fireworks 00:00 02. Westkust - Touch 07:01 03. Lazy room - Waiting upon a pillow 09:49 04. Echo Lake - Last Song Of The Year 13:55 05. Orquídea -Ultra Cold 18:05 06. ув…

ホックニー

カチカチに 硬い体を 脱ぎ捨てて 意識は駆ける 南へ北へ きのうブログ記事で見かけたホックニーのことがずっと気になっている。色彩が明るくて、見ていると落ち着く。現代美術の世界の老匠らしい。 コラージュ作品もあるらしい。 コラージュはいつかやってみ…

クイーンズ・クオリティ

棒たわし 箒にマスク 装備して 心の深みに 降りて大掃除 心の大掃除のファンタジー譚。大掃除の後の定期的なメンテナンスも忘れずに。 巻頭で登場した「カッチーニのアヴェ・マリア」 youtu.be 【アラフォーについて】 脱線して少々雑談をば。アラフォーとい…

honey and milk

蜂蜜と搾ったばかりの牛乳の甘い泉をすべての人に The Abyssinians - Forward Unto Zion 甘露よ!乳よ!巡れ。巡れ。どうか届いて、どうか、あなたの渇きが満たされるように。

アーカーシャ・ガルバ 2

色恋を方便にして絡め取り聖者の道にいざない導く 女好きの僧と虚空蔵菩薩(法輪寺) 星宮神社は星を神格化して祭る神社である。栃木県には虚空蔵菩薩を祭った星宮神社が多く、虚空蔵さまと呼ばれている。....栃木県の星宮信仰には日光修験が関与している。勝…

アーカーシャ・ガルバ

満天の星空の下吾独り宇宙の果ての源を憶う TempleSongHearts - Compilation 1 かつて偉大な修行者がアーカーシャ・ガルバに至高の智恵の授与を祈念した。21日を経た満願の日、生身のボーディサットヴァより明星のように光輝く大きなチンターマニを右の袖に…

星めぐり

星々を巡る旅路の終着点 夢の終わりはいつでもこの場所 坂本美雨 星めぐりの歌 加藤徹 神力品の歌

永遠の愛

動中に静はあるなり永遠の愛も変わり続けるにあり 変わらないものはないが、変わり続けることで普遍的になれる。それは例えるなら、いにしえの神殿が再び元の若さを取り戻す「遷宮」のようなものだ。世界は無常を欲している。ならば私も自ら解体と再組成を繰…

ピアノと瞑想

目を細め ピアノの音色に いざなわれ 自ずと分け入る 瞑想の小道 youtu.be

キノの旅

西日さす 学び舎でラノベ 読んでいる あの子の姿 今も鮮明に 生きているとしばしば、自分が救いようもなく汚い存在のように思える瞬間がある。そんな時はいつも、自分以外の美しいものを思い浮かべることにしている。例えば、イタリアのタロットガーデンやポ…

きっと旅に出る

美しい 一切のことを 幻影の ままで留めて 今日も生きてく いつかきっと旅に出る。そして、旅先で出会った人々のことを、これから出会う伴侶と子どもたちに話そう。今はまだ難しいから、旅の記憶は妄想のままで。幻影のままで。 スピッツ 僕はきっと旅に出る…

サードプレイス

仕事場と家の往復そのあいだもう一つどこか欲しいと願う 家業を放り出して 茶の湯一筋の暮らしをするわけにいかない町衆は、 一日の内の ほんの数時間だけ、隠遁者のような 異次元の空気を体感できる場所を求めました。物理的には俗世と接近していながら、精…

金木犀の学校

学び舎の 夜道を照らす 星々と 金木犀の 香りがともだち Nujabes - flowers 夜道で聴いた音楽。そして、下に掲げるは胸を去来した美しいヴィジョン。 Quaker beliefs Master of words unspoken,Seven times was I born, and seven times have I diedSince yo…

昴 / ドゥホボール

我は往く 青白き頬 携えて 荒野の道を 命の旅路を 昴は二十八宿の「財の星」。「さらば昴よ」とは、物質的な繁栄から精神的な繁栄への移行を意味すると谷村氏本人は解釈していたようだ。素晴らしい。 優れた詩人を失ったこの星の哀しみは計り知れない。地上…

命の系譜

秋の日の 晴れた庭先 眺めれば 木の葉に留まる クロアゲハ一羽 紅葉が始まりつつある寺院の庭先にて。暑さが落ち着いた秋に見るクロアゲハに妙な魅力を感じて一首。気になり調べてみると、どうやら産卵シーズンのようだった。季節が巡り、世代も巡る。脈々と…

朧月

照りもせず曇りもはてぬ春の夜の朧月夜にしくものぞなき 大江千里 『源氏物語』第8帖「花宴」で引用される有名な和歌。久々に『あさきゆめみし』を読み返していたら再開した一首。 20代前半までは満月が見えたら感激して、友達や職場の人たちと写メして送り…

アステリズム

星々の 力を統べる 天体の 王さまに向け 花々は散る もしも無数の天体の中に、最も聡明な知的存在がいるとしたら、その存在は何を欲し求めるのだろう?きっと自分が持っている「智慧」という宝物を誰かにプレゼントしたいと思うのかもしれない。たとえば美味…

イルガチェフ

早起きしイルガチェフ飲む土曜朝鳥のさえずり穏やかな時間 tamajicoffee.com

カオダイ

今宵、魂はベトナム南東部に位置するテイニン省へ。 そこには、龍宮城のような色彩豊かな寺院があり、二胡を基調とする神秘的な祈りが捧げられている。 彩色の 龍宮城の ごとくなる カオダイの宮 祈りの二胡聞く

無常を活かす

夏は暮れ秋は過ぎゆき冬となり春を迎えてまた夏と成る 時は巻き戻らない。春の後に冬になることもない。世は無常。されど同時に、循環している。季節は巡り巡って何度でも訪れるもの。 より豊かに生きようと思ったら、無常を活かす工夫が必要なんだと思う。 …

アニューシャ・ハリーリ

街角に あふれる言葉 傷ついて 癒しを求め あなたの名を呼ぶ 今宵、魂はイランに赴いている。 懐かしく口ずさむ。旅先でかつて眠れぬ夜に、心細くて何度も呼んだ、あなたの名を。 healing prayer - Anousheh Khalili

可能性の海

無限大/に広がるこの/可能性/の海に泳ぐ/私は旅人 女子高生で宅建の資格をとった人がいるらしい。昨夜の珍百景で紹介されていた。 この世界は可能性の大海原だから、何歳でも、また、何歳になっても、挑戦の喜悦を堪能することができる。 今回が100本目の記…

Luke Slott

闇深く 影重なって 濃くなれば 光は強く 射しこんでくる Luke Slott - Healing youtu.be Luke Slott - Create In Me a Pure Heart youtu.be アイリッシュ・ブズーキの音色聞き入ればアイルランドの風が吹いてくる youtu.be 今回が99本目の記事。次はいよいよ…