家族待つ車の中でふと仰ぐ中天の陽の苛烈な輝き
家族の買い物を待っている間、昼の太陽に照らされながら、随分と前に読んだ記事の一節を思い出していた。
インドでは沈む夕日に手を合わせます。私は、人々からどれほど嫌われようとも決して屈せぬ思いで闘ってきました。特にインドでは厳しすぎる灼熱の中天の太陽こそ、私が『かくのごとくありたし…』と常に追い求めてきた存在です。その中天の太陽に、ここ日拝所で手を合わせることができ、忘れ得ぬ思い出になりました。
黒住教と云えば、かつて岡山を旅していた時、「吉備の中山」と同じ日に「神道山」に登ったのも良い思い出になっている。私のような信徒ではない旅人でも気軽に登れた。気持ちいい汗をかいた。あの日も雲ひとつない晴天に太陽が燦燦と輝いていた。