7オンスの庭

文化あふるる言の葉の庭

一心福

 

 

 

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Seven Nation Army / Rockin'1000(original:The White Stripes)

 

 

三障も 四魔も蹴散らす 大光明 善悪一如 一心福なり

 

 

清濁併せ呑むのがいい。正しすぎてはいけない、と。何の折だったか、そのように聞いたことがある。随分前のことだが、最近よく思い出す。それと同時に思い出すのが、先日さるブログで見かけた、池田大作氏がブルガリアの女史に向けた鼓舞の言葉だ。

 

 

「善悪一如なれば一心福とは云うなり所謂南無妙法蓮華経は一心福なり」

善と悪は一体であり、ある面からは善に見えても、別の面からは悪に見えることもある。社会の評価もまた、絶え間なく揺れ動くものだ。だからこそ、そうした批判に屈せず、誇り高く生きてほしい――。

 

 

思えば、キリストにファリサイ派あり、釈迦に提婆あり、最澄南都六宗あり、日蓮に念仏・禅・真言・律あり、どんな聖者にも必ず敵対者がいた。敵対者から見ればどんな聖者も恐ろしい「悪」にしか見えなかったのだろう。聖者方はそんな無理解に基づく感情的な批判をむしろバネにするような形で伝道を展開していった。

 

 

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永井路子『雲と風と』 日本の法華伝道のパイオニアである最澄の生涯を神格化せずに描き出そうとした力作。面白かったのでお時間のある時にご一読をお勧めしたい。

 

 

別に宗教に限った話ではなくて。普通に人間生活をしていても、根も葉もないことで批判に晒されることがある。批判に晒されると、ふと動けなくなってしまう。だけれども、ほんたうはどんな障りも魔も、飛翔のためのバネにできる。バネにしないともったいないのだ。

 

 

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昨日読んだ白象上人の文章の冒頭で「臘八接心の地を故郷である豊前上野峡の渓谷に求め」という記載があった。臘八接心とはなんだろうかと思い調べてみると。どうも禅宗法華宗で12月初旬に集中的に行なう修行のことらしい。

 

 

12月は別名・蝋月(ろうげつ)と呼びます。伝承では、8日の早暁にお釈迦様が悟りを開かれたそうです。そこで12月1日から8日にかけて仏弟子がご修行に励むことを蝋八接心・蝋八修行といいます。

myohouan.hatenablog.com

 

 

いろんな思想があり、いろんな行法があるのだと知る。きっとネットがこれほど普及していなければ学び得なかった知見。現代のインドラの網は、様々な弊害を秘めつつも、ほんたうに偉大だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

BU・SU [DVD]

BU・SU

富田靖子主演。1987年公開。私が生まれる前のこの国の雰囲気と暗鬱とした富田さんの演技が瑞々しいアオハル感を醸し出す。令和の時代の作品には出せない魅力がある。

 

 

聖地巡礼動画もあった。

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