7オンスの庭

文化あふるる言の葉の庭

楽土

 

何度でも

生まれてこよう この楽土

願いを胸に

誓いを胸に

 

 

バガヴァッド・ギーター (岩波文庫)



「私は多くの生を経て来た。あなたもそうだ。アルジュナよ。私はそれらをすべて知っている。だがあなたは知らない。」(51p、4章5節)

 

 

こんな世界に生まれてきたことも、こんな風にしか生きられないことも、たとえば誰かに押し付けられたと思えば、救いがないような気分に落ちてしまう。

けれど、たとえば、次のように想像してみる。

自分はむかし他の星にいて、ずっとこの地球のことを恋焦がれていた。「いつかあそこに行きたい」とずっと願っていた。その念願が叶って、今ようやくこの世界に住んでいるのだと想像してみる。

すると、価値のないように思えるこの人生が何だか尊くて、愛おしくて、眩しく思えてくるかもしれない。

 

 

神話や神秘的な物語たちは、こんなふうに、命を内側から輝かせるために存在しているのかもしれない。

 

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プロフォトグラファーの撮る北海道の風景壁紙 | North Wave Photography

 

 

ほら。世界は美しい。