7オンスの庭

文化あふるる言の葉の庭

伊予夢想

 

 

 

口内炎 体の疲労 友にして 動きつつ夢想 旅の続きを

 

 

 

 

行の世界ではよく、「動中静」ということが説かれる。多忙の中に安楽がある。日常の喧騒を離れて浄土が存在するわけではない。いま居るここが浄土なのだ、と。

 

しかし、この未熟な身が多忙の中で思うことは、いまここにあるという安楽ではなく、遠く四国に残した旅の続きのこと。いつかやってみたい伊予の「枯淡の旅」。