いつの世も 人は不思議と 験(しるし)見て 道に入(い)るもの 倦まず求めよ
一道院日法(1659-1719、身延山岸之坊24世)は堀川本蔵寺を拠点に鴨川で千日荒行を行い、京都内外の注目を集めた。霊元上皇が帰依し、「経王祈祷所」の勅額と「大験者上人」の号を与えた。
日法は江戸期を彩った法華宗の沙門。冒頭動画の虫切加持などで圧倒的な現証を示した。不思議や験で人々の耳目をサッダルマに惹きつけ、佛道へと導いていく日法のごとき手法は、いつの世においても、きっとこれからの時代にも必要かと思われる。
手のひらに赤い印 子どもの「疳の虫」を断つ伝統行事 彼岸の中日で墓参りも 山梨・昌福寺 | 山梨のニュース | UTYテレビ山梨
なお、日法上人の秘法祈祷の本尊は、鬼子母神であったとか。
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「国渭」=「国井」で、大昔からその土地にある湧泉を意味するものと思われます。