合歓の木に 咲く花のように ふわふわと あなたと話した 夢幻に浸る
出会った当初は挨拶さえ返してもらえなかったあなたと、今ではこんなにも親しく話ができている。驚くべき変化。諸行無常もこういう方向性なら大歓迎。
あなたと過ごす時間は、ちょうど合歓の木にちらほら咲き始めている、ふわふわとしたあの花のようで。まるで夢や幻のよう。
あなたは立葵のように凛として可憐。気丈だけれど、触れれば折れてしまいそうな儚さ。そこが堪らない。
明日も話してくれるかな。本当にあなたとの時間だけが唯一の楽しみだというのに、与えられる時間はいつも僅かばかり。全然足りなくて、次が早く欲しくなってしまう。
* * * *
雨季は、ラーダーとクリシュナの恋物語を現出させる。甘美な雨音もあり、激しい雷雨もあり。道ならぬ恋。されど精神的な美に昇華され、インドのみならず世界中でこのカップルへの賛美が捧げられている。
本日の一曲は、KIRTANIYASでRadha Ramana Haribol(Live at Rudra Mandir 2013)。
おお。ヴリンダーヴァンよ。あなたはまさにここにある。この狂おしい恋慕の只中に。