2024-05-10 尽未来際 目はかすみ ものはつかめず ことば出ず されど信ずる 此処が浄土と 時々夢に登場する観妙庵より幻聲の一首。透き通った漆黒の空にいくつもの街燈が灯り、金曜夜の芸術祭に集った親子たちの声がこだまする。やがて訪れる静寂の中から年老いた常精進菩薩が現れ、冒頭の一首を詠唱したら、一夜の神聖劇が幕を開ける-。 本日のビデオはBRAHMANで尽未来際。 末法万年尽未来際にわたり、わたくしは奏楽を献じよう。