7オンスの庭

文化あふるる言の葉の庭

この世のただ中で

 

フランク・ロイド・ライト設計《自由学園 明日館》

ライトは暖炉造り名人!?世界遺産目線で読み解く!

 

 

 

一昨年、上京した際に行く計画を立てていたが、タイミングが合わず行けなかった自由学園の明日(みょうにち)館。国内に4つしかないライトの建築の一つ。ライト独特の建築技法と、出エジプトを題材にしたホールの壁画を生で見たかった。いつかまた行ける日が来ればいいな。

 

 

母は私が修道会に入ることを喜んで受け入れてくれましたが、父に決心を伝えるのは勇気が必要でした。父は「社会から自分を切り離すためでないのなら」と言いました。社会を否定し出家するイメージがあったようです。でも、「修道生活はこの世のただ中で、キリストに従って生きることなのよ」と話すと「それなら応援する」と言ってくれました。

 ー三浦 ふみ  煉獄援助修道会シスター・自由学園卒業生

https://www.jiyu.ac.jp/jgs100/miura.html

 

 

私は賢治作品を通して文学的に法華を志向している。法華を主題に据えて短歌を創作している。では、法華とは何か。法華とは、徹底した現実性(諸佛於此)であり、情熱的な内面生活(恋慕渇仰)である。この認識に基づく限り、キリスト教の中にも法華と親和性の高い立場が見られる。問題を先延ばしにせず、この世のただ中で、逼迫するこの生活の中で、理想を実現しようとする立場、これが法華的には大事なのではないか。あるいは、干からびた情動の伴わない教学ではなく、恋愛のような熱い情動を伴う理想への渇仰こそが大事なのではないか。

 

戯言だと読み流してもらって構わない。これはあくまでも私の詩的な理解に過ぎないのだから。

 

 

大いなる 曼荼羅念じ 凝視する 花は咲き誇る 生活にこそ