7オンスの庭

文化あふるる言の葉の庭

あいみんのうじゅ

 

 

肩重く 目は霞めども 日々の業(わざ) 献げ奉る 天の聖衆へ

 

 

こんな風に生きていて一体何になるのだろう?虚しさと自己嫌悪と漠然としたものへの怒りに飲み込まれそうになる。そこで思い出す。ここは浄(きよ)らかな楽土であり、私は楽土の住人なのだと。この目が霞んでいるから、ひどく痛々しい世界に感じてしまう。心のアングルを変えれば、きっと素敵なものを見つけられるはず。

 

世尊と多宝尊とすべての分身諸尊に、日々の営みのすべてを献げよう。誰にも評価されない仕事も、深夜にこなす家事も、唯一の心の支えであるこの言の葉の庭も。願わくば大虚空会の諸尊、この身を哀れみ愍れんで、粗末なこの献げものを納め受け取り給え。そして、縁あって私を支えてくれている一切に向けて、功徳を倍加して巡らせ給え。