日が登り また沈むまでの 12時間を 忘れるように あてどなく走る どこまでも 走ったところで 付いてくる 頭が回らぬ 腹が立つ自分 幾十年 祈り求めて 来たけれど いまだ辿れぬ 糸先の誰か 明日もまた 右手を上げる この先で 誰かが見てる それを信じて
肩重く 目は霞めども 日々の業(わざ) 献げ奉る 天の聖衆へ こんな風に生きていて一体何になるのだろう?虚しさと自己嫌悪と漠然としたものへの怒りに飲み込まれそうになる。そこで思い出す。ここは浄(きよ)らかな楽土であり、私は楽土の住人なのだと。この目…
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