年の暮れ 師走の狭間 ちと休憩 好きな漫画の アニメ化夢見て
ずっと愛読していた漫画がアニメシリーズ化されることは嬉しすぎて、どうしようもない生活苦やうまくいかない仕事の悩みや1年先のことすら全く見通せない将来への不安なんかをまるで無かったことのように忘却されてくれる。文化は偉大だと思う。ホリミヤ(堀さんと宮村くん)がアニメ化された時も、まるで自分のことのように嬉しかった。OVAが短すぎて、名残惜しくて、1日に何周もした。それが1期に留まらず2期まで制作された。応援してきて本当によかったと思ったものだった。ホリミヤの他にもOVA化まではされていてアニメシリーズ化を待望している作品はいくつかある。例えば「ヨコハマ買い出し紀行」、「ぼくの地球を守って」、「ここはグリーン・ウッド」、そして今回の記事のタイトルになっている「I‘ll(アイル)」。
エルレガーデン 右手
5年ほど前にエルレガーデンにハマってから、彼らの楽曲「右手」がOVAの主題歌になっている「アイル」を知り、読み始めたらどっぷりハマってしまった。平成初期の空気感が漂う作中の世界観が気に入ったし、作画も登場人物たちも“だいたいあの時代らへんの高校生たち”を体現していて魅力的だった。この作品もOVAをもう何周もしている。ED曲の入り方が絶妙で癖になる。根強い人気が続いているみたいだし、漫画の「完全版」が去年から刊行されているので、「ホリミヤ」のようにアニメシリーズ化の兆しが来ているんじゃないかと勝手に思っている。まあ、期待を込めた一ファンのただの妄想かもしれないけれど。