屋根の上 猫が見ている 恋しくて 人求めては 離れる私を
SION- 12月
SION - 12号室
12月に入る。一年の締めくくりのシーズン。今年も辛い仕事にしがみつきながら何とか生き抜いた。もう一息。師ではないけど慌ただしく走り回る、この師走の月を無事に乗り切りたい。
冒頭の一首はSIONへのオマージュのつもり。この苦労の積み重ねから滲み出る味わいがたまらない。
大変な日々だった。そして、泥を啜りながらも、着実に大小の花々を咲かせることができた日々でもあった。
泥啜り 清濁併せて 花咲かす 純白の蓮 降る雪に観ゆ