7オンスの庭

文化あふるる言の葉の庭

砂漠

 

 

砂漠にてオアシス求める旅のように繋がり求めて不毛な応酬

 

 

 

 

 

この街は砂漠のようだ。繋がりを求めても枯れた井戸のような出逢いしかない。表面的な会話、うすっぺらい言葉、口角だけ上がっていて目の奥に深い淀みが覗き伺えるような人々。挨拶が最初で最後、「また今度」の今度が来ないような街。この街に居場所なんてどこにもないーーー

若い頃はよく、そんなことを思っていた。ほんとうは、どんな虚しいような出逢いの中にも、じっと目を凝らして見れば、ちゃんと大切な学びが秘められているというのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

※以下 ブックマークです。

 

砂漠といえばメッカ。メッカといえばイスラーム。ということで(?)、イスラームの解説を短歌で表現している面白い取り組みをご紹介。

mamamusbi.com

朗読されている方の声が美しい。神秘的な調べのクルアーンの詠唱が垣間見えるような。

下掲の動画は、クルアーン全114章のうちの第97、「みいつの夜」の章の詠唱動画。

youtu.be

 

そういえば、みいつの夜については以前こんな記事も読んだことがありました。たしか、神道系の方が書かれたブログでした。

 

文化が違って揉めること多いけど、文化が違うからこそ新たに知る愉しみもあると思います。

 

 

 

 

 

福(さきわい)のいかなる人か黒髪の 白くなるまで妹が音(こえ)を聞く

訳:ああなんと幸せなのだ、黒髪が白く染まるまでその妻の声を聞くことができる人は。

hobbytimes.jp

万葉集の中の挽歌・哀歌。

切なさが心に沁みる。

 

 

 

 

別ち書きと一行書きの話

plaza.rakuten.co.jp

短歌の表記の話。勉強になります。一行書きの魔力。

↑ 今回から歌の表記を一行書きにしてみました。みなさま、いかがでしょうか?