歌の花
持ち寄り集う
すずつくば
まだ癒えぬ傷
芸術で満たす
つくばとは連歌のこと。「やまとたけるのみこと」が筑波を通過したあたりで篝火を灯す翁と5-7-7のポエムで問答をしたのが連歌の起源とされる。そのため、連歌をつくばと呼び習わすようになったとか。
連歌が詠まれる場では、香が焚かれ、花が生けられ、茶の湯もふるまわれたとか。人が集まり、芸術の花が咲く。そんな場をいつか取り戻せたら。
心の中で珠洲の地に歌の会座を設ける。言の葉から溢れ出す文化の力で活気付いている未来図を心に強く灼きつける。