泥ならば 泥らしく行け 「おらおらで しとりえぐも」と 覚悟の道を
雨上がりの太陽に照らされて輝く泥が好きだ。「顔に泥を塗る」等、泥のような嫌われ者なれども、輝く瞬間だってあるのだと証明されたような気がするから。
おらおらでしとりえぐも。独りで生きていく覚悟がないと、蔓延る邪悪なものたちに絡め取られてしまう。独りでいるからこそ、ほんのひとときでも交わってくれる存在に感謝できたりもする。自分の生活を支えているものに気付けたりもする。たとえば、人は食べないと生きていけない。食事は多くの人の手が携わってようやくできあがる。そう考えると、独りではあっても、同時に誰かと間接的に繋がっていることは間違いない。
自分のことを嫌っている人に合掌。どうせ泥ならば、泥らしく、滋味豊かで周囲を実らせて、咲き誇らせる泥でありたい。
the Birthday 涙がこぼれそう
Ellegardenのカバー
自分が何歳なのかも忘れて、泥のように怒り狂い、泥のように涙を流して、また明日からやり直せばいい。
(執筆者の心変わりにより大幅な変更・加筆を施しました)