第一を目指して歩むこの足を今日は労り明日に備えん
この三連休に向けて、遠方を旅する計画を何パターンか立てていた。けれど、足首を痛めてしまい、その計画は断念。代わりに、平日に無理をしすぎた体をゆっくり休めることに専念した。明日からまた頑張ろう。
私には夢がある。それは、自分が携わる分野で第一人者になること。私より優れた人はたくさんいるし、自分はむしろ底辺から数えたほうが早いような現状だけれど、この気概だけはいつまでも忘れずに抱いていたいと願う。
『妙法蓮華経』23章「薬王菩薩本事品」の中で、法華経が諸経の中で最も優れていることを説くために、法華自身のことを「水の中で第一の海」「山々の中で第一の須弥山」「諸王の中で第一の転輪聖王」等になぞらえている。
ヨーガの聖典『バガヴァッド・ギーター』でも、主人公アルジュナの友なる神クリシュナが自己の神的示現について語る10章21節から、「光明における輝く太陽、星宿における月」と各ジャンルにおける第一のものに自身をなぞらえる表現が展開されている。この箇所をモチーフにした歌が"Everything you see is me" だった。
私もまた、身近な分野の第一のものと自分を紐づけて、弱気になりやすい自分を鼓舞していこう。そんなふうに日々精進していればきっと、通り過ぎて来た道を振り返った時に落ち込むことも少なくなると思うから。
たまたまクラシック音楽系のブログで紹介されていたこの曲が、立ち止まってばかりの私の背中を突いてくれた。バーバパパで「無責任感」。
