Every Day I Write the Book
- Alison Brown & Sam Bush
ノーパソに 銘柄が剥げた ボールペン 綴り続ける どんな時にも
その場限りのメモ。くだらない思いつき。実現しなかったアイデア。日々慌ただしく通り過ぎていくスケジュール。毎日毎日、たくさんの文字や数字に囲まれている。夢に化けて出てくることさえある(昨夜はまさにそんな夢を見た)。年々目はつらくなってくるし、文字や数字と長く付き合っていくことは決して楽ではないけれど、ふと一呼吸置く時にあたたかな疲労感を感じるから、きっと私は字に囲まれて幸せ者なのだと思う。
時折こんなイメージを抱く。字は文化の種子で、私はその種子を養いはぐくむ土なのだ、と。だから、種子にエンパワメントを注いであげられるようにいつだって肥沃な土地でありたいと願う。