こもれびに煌めく緑の宝石を眺めて納得ここが寂光
午前の騒々しさを胸に引きずったまま樹下で忙しなく昼飯を平らげた後、次の予定を頭の中で組んでいたら、思わずうたた寝をしてしまった。目を覚ますと、木漏れ日に照らされて緑の草木が宝石のように輝いて見えた。なるほどな。いにしえの聖者たちは木の下に座り瞑想して悟りに至ったとされている。この世が浄土と言われても、普段の生活でそう感じる場面は多くないが、いま木の下から世界を眺めて見れば、なるほど、確かに輝いて見える。妙に腑に落ちた。
本日の一曲は、ルクプルで「ひだまりの詩」。