折に触れ 機会逃さず 唱えゆく 病も不調も 法(のり)の一座と
我等(われら)が
頭(こうべ)は妙なり
喉(のど)は法なり
胸は蓮なり
胎(はら)は華なり
足は経なり
此(こ)の五尺の身
妙法蓮華経の五字なり
日蓮仏法 17「我等が頭は妙なり喉は法なり胸は蓮なり胎は華なり足は経なり」御義口伝 | 励まし慈悲感動通信
ヨーガ哲学では人体の各部位に「チャクラ」というエネルギーのポートを想定しますが、上で引用しているように、日蓮教学においても、からだの頭頂から足先までのそれぞれの箇所を5字に配当して説明しています。
9月は古来「苦の月」とも呼ばれ、季節の変わり目なので心身に異変が起こりやすい時節柄。からだに不調を感じた時には、この御文を思い出して、5字7字を唱えるのもいいかもしれません。
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ある一つの事象に遭遇して、不幸として沈めるのも、あるいは、幸として昇華するのも、すべてはその人を支えている心構え次第です。体が重く心が上向かない時こそ、日頃自分を支えてくれている信念を一度見直して、ブラッシュアップしたり軌道修正したりする機会ともなりましょう。三連休の末日は、そのように普段の内的生活を振り返ることを意識しながら過ごそうと思っております。