迫り来る苦を払うだけじゃ芸がない難儀元手に飛躍してみよ
いにしえより寺社仏閣では「正五九」ということが言われてきた。
正五九…「正月=物事の始まり」「五月=物事が最も盛んになる時」「九月=物事が実を結ぶ時」…ということから「正五九」には古来より、お参り・お祓い・お祭りが盛んに行われてきました
正五九は物事の節目・季節の節目が重なり、正月太り・五月病・夏バテといった具合に、 体調を崩しやすい時期でもある。そういうところから大昔には「忌むべき月」として結婚などを禁じ、災厄を祓うために神仏に参詣したらしい。
9月はそういうリスクを孕んだ月ではあるが、むしろ「 災い転じて福となす」スピリットで飛躍を遂げたい。汚沼にしか白蓮は咲かない。ピンチにしかチャンスはない。下剋上にしか遊戯や道楽の深まりはない。苦難は自身を磨いて玉にする道具であるから、進んで飛び込むくらいの強気の気概でありたい。
我が軍の右翼は押されている。中央は崩れかけている。撤退は不可能。状況は最高、これより反撃する。
フェルディナンド・フォッシュ