このお経は「妙法蓮華経如来寿量品第十六」中の510文字の箇所
「自我偈(じがげ)」と言われます。
法華経の教えの中で最も大切な箇所です
「自我偈(じがげ)」とは・・・ | 熊本県荒尾市 日蓮宗大乗山 妙国寺のお知らせページ
この韻文は、「自我得仏来(じがとくぶっらい)」から始まり、「速成就仏身(そくじょうじゅぶっしん)」で終わっています。 大聖人は、御義口伝に、
「自とは始なり・速成就仏身の身は終りなり・始終自身なり・中の文字は受用なり」(759頁)と述べられました。 「毎自作是念(まいじさぜんねん)の一念」、すなわち、人々に「成仏」という最高境涯を開かせることを毎(つね)に願い、行動する存在そのものが私たちです。
ですから、法華経に書かれている功徳は全て、私たちの功徳になります。
五百十 文字に宝蔵 一切を 纏めて置けり 妙法の要
般若心経が262文字らしいので、510文字の自我偈は約2倍の分量があることになる。いつの日か暗誦したい。