7オンスの庭

文化あふるる言の葉の庭

かたつむりのごと

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わが師なる かたつむりのごと ゆっくりと 着実に進む 皐月後半

 

 

 

公園のベンチの上で慎ましく身を延ばし進むかたむつりのように、この月の後半戦も焦らず慌てず地に足のついた歩みで進みゆきたい。かたつむりと言えば世代的に「ジャム・ザ・ハウスネイル」。自分らしく。自分らしく。

 

 

 

 

かたつむりは、針の筵も、鋭い刃先も、粘液をからませることでぬるっと乗り越えてみせる。豆腐のように粘液が効かない相手には食べることで進もうとする。その意気や佳し。あらゆる困難への対峙の心得を教示されている心地ぞする。

 

 

 

かげきしょうじょ!!

 

【Blu-ray】「かげきしょうじょ!!」全4巻セット

 

 

 

銀の橋 目指して磨く 芸の道 いつかあなたの 隣に立つため

 

 

 

「スポ根×カワイイ」骨太の人間ドラマ。主人公の底なしの明るさに癒される。主人公だけでなく、メインキャラそれぞれにスポットをあてているのも気に入った。面白かった。近いうちに2周目にいくと思う。

 

賢治的な視座で見ると、曼荼羅もまた、中央に君臨する7字・2名のレジェンド・4名のトップを中心に、勧請されているすべての諸尊にストーリーがあり、非沈の諸尊も含めれば無限のオムニバスになる。そして、それらが互いに影響し合いながら動き、全体として白金色の輝きを放っている。

 

生きていればきっと、フィクションで埋め合わせるしかない空白だらけの虚しい人生でも、何か大きくて綺麗なパズルのピースのひとカケラになれるかもしれない。願わくば、その偉大な舞台の一幕が電脳空間の片隅に浮かぶこの「7オンスの庭」でありますように。そうして、この庭から放たれるわたくしの言葉が同時代を生きるみなさんの暗闇をどうか切り裂いてくれますように。

 

このアニメを見終えた時、そう思った。

 

大丈夫。不安は味方にできる。

 

 

本日の一曲は、sajiで「星のオーケストラ」。

 

 

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おまけ

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宮沢賢治 花巻 聖地巡礼

今度行く時のルートの参考になった

 

ミッドナイト ブルー

今週のお題「懐かしいもの」

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うらやましい? あなたが好きな この星で 私は眠る おやすみ暁人

 

 

『ミッドナイトブルー』、何度読み返しても最高。特に巻末に収録されている表題作は、言葉にならない静かな感動が余韻として残る。masterpieceかつunderrated。もう8年前の作品だが色褪せない。

 

ネタバレになるので詳細は書かないが、この作品を読むと冒頭の一曲が頭に流れる。レッチリで「death of a Martian 」。

 

 

ミッドナイトブルー (FEEL COMICS)

 

 

この曲が収録されている「stadium arcadium」はリリースから何と18年も経っている!光陰矢の如し・・・。ティーンエイジャーの頃に少ない小遣いを貯めてこのアルバムを買ったことが昨日のことのように思い出される。私の生涯で最も多く聴き込んだアルバムであり、どの曲にも思い入れがある。特に表題曲「stadium arcadium」は「ミッドナイトブルー」の最後のシーンのあの静謐な、切ない雰囲気ととってもマッチしている。

 

 

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ソロモンの指輪

 

 

 

せわしなく 飛び回るツバメ ふととまる 目が合い見つめる 恋人のごと

 

爽やかな 風に順い みぎひだり 揺れるさつきと おしゃべりしたい

 

 

 

 

天使や魔物を使役できたり、動植物とおしゃべりできたりする天国のマジックアイテム。それがソロモンの指輪。もし手に入ったなら、今日見つめ合った小鳥が何を言いたかったのか聞いてみたい。あるいは、花々の言語を修得して何を考えているのか語らってみたい。

 

 

そういえば、イルカが宇宙船のパイロットで、詩歌を言語としてしゃべる世界線もあったのだった。

 

スタータイド・ライジング 上 (ハヤカワ文庫 SF 636)

 



 

本日の歌

吹奏楽曲 ソロモンの指輪

・Megawolf77 - Cosmic Dolphin

 

 

一生不安

 

 

人は皆 一生ずっと 不安なまま 不安があるから 成長できる

 

 

 

先週の細美さんのラジオより。そうだよな。不安だからこそ、努力するし、工夫するし、エンパワメントに親近しようという気にもなる。何もかも約束されて満たされた人なんていないけど、もしそんな人がいたなら、きっとその人の人生は情動の起伏もない退屈なものなんだろうな。自分の人生はこんな難儀ばかりの人生できっとよかったんだと思う。言い古された言葉遊びだが、難が有るから有難い。

 

何をやってもうまくいかない時は、身の回りを凝視してみる。今日のウパーディヤはかたつむり。かたつむりはゆっくりと身を延ばす。時間をかけて歩むことの大切さをその身で説き示している。

 



本日の一曲は、 ELLEGARDENでLONESOME。

 

法華寺

 

 

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干上がった 心に恵みの 大水を 乾くことなく 泉のごとくに

 

 

 

「音の巡礼」シリーズの南河内法華寺の庄司師の陀羅尼読誦は、もう擦り切れるほどによく聞き込んでいる。テンポが非常に気持ちいい。没入できる。とはいえ、暗唱はまだ、毘沙門天の陀羅尼しかできないのだけれど。この毘沙門陀羅尼は賢治の詩にも登場する。

 

 

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リンク先では、聖歌のような清らかで美しい、賢治の詩をボーカロイド化した音源を聞くことができる。

 

こちらのご霊水は、「日隆」という聖者の法華祈祷により湧き出ているという。法華経にとって、「湧き出る」というのは重要なベクトルである。エンパワメントは法華経において、天空に広がる異世界からではなく、煮詰まった足元の現実の底辺から為されるのだから。今年中にでも汲みにいけたらいいなと願っている。

 

 

 

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